淡江大学日本語文学科 紹介
淡江大学日本語文学科は1966年に創立されました。台湾の大学では二番目に長い歴史を有する日本語学科です。今日では、学生数、教員数とも最大の規模となっており、台湾内外で数多くの卒業生が活躍しています。毎年11月のホームカミングデーの際には、社会で傑出した業績をおさめた卒業生が表彰されています。
日本語文学科は、1993年に淡江大学で初めて、3年生を対象とした留学制度を始めました。今日では全学の留学制度とあわせ、毎年多くの本学科の学生が日本などの提携大学へ派遣されています。また夏季・冬季休暇や4年次の1学期を利用した台湾や日本の職場でのインターンシッププログラム、日本の大学等での短期研修なども実施しています。これらの交流や実務経験の機会をとおして、学生にはおおいに思索を深め、自身の将来、社会の未来を構想してほしいと考えています。
4年次には「卒業専題」というプロジェクトが必修になっています。これは、「論文」「レポート」「創作」「翻訳」「映像作品」「演劇公演」「観光ガイド」「雑誌編集」「日本語教育実習」のいずれか一つを学生が選択し、教員の指導のもと制作にとりくむものです。成果の一部は学科サイトの中国語版でも公開しています。
本学科の教員の研究関心は多岐にわたり、それぞれが文学・言語学・言語教育学・社会学・歴史学・思想・メディアなど各方面での専門研究にとりくんでいますが、それとともに教員間の共同研究も積極的におこなわれています。2014年に設立された村上春樹研究センター、日本語教育とAIの連携なども本学科の学術活動の重点となっています。